中野ルンビニ幼稚園は2020年5月に開園50周年を迎えました。
本園は開園以来、一貫して仏教精神(智慧と慈悲)を教育の礎とし、思いやりの心を育むなど人間としての望ましい心情を培い、この心情を基盤に、基礎基本の教育に重点を置いた教育カリキュラムや環境を設定し、一人一人の個性を大切にしながら、自分で「考える力・判断する力」を高める教育を実践してまいりました。50年の歴史の中4000人以上に上る卒園児は本園で体験した基礎基本を礎として、様々な分野で活躍し、それぞれの人生を一歩一歩、歩んでくれていることと思います。
本園がこの半世紀の年輪を重ねることができましたのも、多くの卒園生の方々をはじめ、保護者、地域社会の皆様、そして本園に携わってくれた教職員のご協力とご支援の賜物と厚く御礼申し上げます。「50年の歩み、そして未来へ」というテーマのもと、これまでの本園の経緯と教育内容を新たにまとめそして未来への大きな礎とするべく記念誌を発行することとしました。また、卒園生や在園児にはこの節目を記念し思い出に残る記念行事を実施する計画です。
園では50年という節目を迎えるにあたり食堂棟を増築しランチルーム「サルナート」を刷新し、厨房改修と旧食堂部分を預かり保育「マヤホームルーム」の保育室としてリフォーム致しました。合わせて、企業内保育園「ルンビニナーサリー」、看護師の常駐するキッズケアLを開設し病後児保育を実施しております。英語で主に保育をする2歳児教室のチェリークラスや1歳児親子教室のリトルプレールームなどこれまでのプレイルームのみならず、幼稚園教育を中心にしながら、ここに関わる様々な方に子育ての支援をする体制を整え、安芸区及び海田町等、広島市東部地域の幼児教育センターとしての役割も担うべく、これからも地域の幼児教育に貢献してまいります。今後の「学校法人放光学園中野ルンビニ幼稚園」にご期待いただきますとともに、従前にも増して皆様の格別のご理解とご支援をお願いいたします。